当日は300名以上のお客様にご来場いただき、立ち見のお客様もいらっしゃる程の大盛況となりました。

第一部は、代表理事の向による、協会の理念・活動方針のプレゼンテーション。

一般社団法人　日本通販CRM協会は、その名のとおり、日本のEC・通販において、CRM活動を普及させていくことを目的にした協会です。

広く通販の歴史を紐解くと、もう長い歴史が積み重ねられてきていますが、EC通販においては、近年のテクノロジーの進化と普及により、急速に成長しています。
その歴史はまだ浅く、それまでお客様にアプローチするために多大なコストが掛かっていたものが、安価にできる手法も出てきました。
そのアプローチ手法の一つがメールマガジンです。

現時点で、多くの企業のメールマガジンが目的とするものは、「レスポンス」です。
コストがかからないため、レスポンスを多く獲得しようと、企業は数を多くアプローチをかけます。

そのようなメールマガジンはお客様は必要としているのでしょうか？
果たして、メールマガジンが、お客様との関係を創造していくものなのでしょうか。

日本通販CRM協会では、CRM＝Customer Rerationship Management により、本当の意味で、お客様との関係値構築により、顧客満足度を向上させ、長期的に良好な関係を維持・強化していく経営手法」を広げていこうとしています。

具体的には、お客様が求めている時に、求めているものを提供する、ということです。
いうなれば、お客様一人一人によりそった商品提案・情報提供を実施するということです。

そのためには、お客様の購買行動をデータで分析すること、お客様の欲しいものを考え抜き、形にして提案・伝えるブランディングなどを軸に、研究することが必要だと考えています。

日本通販CRM協会では、CRMを実施する企業によるセミナーを毎月第三木曜日に開催し、データ分析・ブランディングなどの研究を委員会ごとに研究して参ります。

写真：左より、株式会社未来館　西野博道氏、株式会社えがお　高橋貞光氏、株式会社DM0 田村　雅樹氏、株式会社リプライオリティ　小山誠人氏

第二部は、EC戦略支援などのプロジェクトマネジメントなどを中心に活躍される「株式会社ダイレクトマーケティンググループ」常務取締役　藏内淑行氏をモデレーターに迎え、　通販業界を牽引する4名のキーパーソンに登壇いただき、パネルディスカッションを開催いたしました。

パネリストは、やずやが売り上げ低迷に陥った時、真のCRMを目指し、顧客ポートフォリオ理論を開発し、現在も尚、やずやグループの成長に貢献されている、「株式会社未来館」代表取締役　西野博道氏。
健康食品の通信販売を手がける「株式会社えがお」にて、入社から5年の間に、44億円から253億円の売上成長に貢献された、常務取締役執行役員　高橋貞光氏。
日本最大手の通信販売会社、大手化粧品会社にてレスポンス率No.1、事業部の黒字化・300%成長の実績をもち、DM大賞では金賞をはじめ通算15部門受賞の実績をもつ、「株式会社DM0」代表取締役 田村　雅樹氏
通販企業向けにオリジナル広告サービスを数多く立ち上げ、2012年には通販会社の売上を支援するサービスとしてコールセンター事業を立ち上げた、「株式会社リプライオリティ」代表取締役副社長　小山誠人氏の4名で開催され、実際にCRMに取り組む中で積まれた経験から、真意をつく、これからのCRMについてのディスカッションが繰り広げられました。

日本通販CRM協会では、こうしたCRMに実際に取り組み、実績を出されている企業・キーパーソンをお招きし、セミナーを開催して参ります。

設立レセプションにご参加いただきました皆様、ご来場いただき、誠にありがとうございます。

最後に、設立記念レセプションを開催するにあたり、ご協力をいただいた、協会パートナー企業の皆様に厚く御礼申し上げます

株式会社アテナ
株式会社Eストアー
株式会社オプトホールディング
株式会社Cloud Payment
株式会社サイバーエージェント
GMOメイクショップ株式会社
株式会社Socket
株式会社ティービーエス
株式会社ネットショップ総研
株式会社PRECS
株式会社ブランジスタ
株式会社ポストウェイ
株式会社リプライオリティ
株式会社ダイレクトマーケティングゼロ
※　敬称略・音順のご掲載となります。

誠にありがとうございました。